星拝都市-ARK Edit

星拝都市-ARKとは世界各地に現れた第二の月に存在する架想理論上の都市である。

2006年編(第一期)BADエンドルート後のif分岐

都市特性 Edit

世界の記録を地脈と遺伝詞から読み取るレコーダーであり、世界の記憶から過去を再現する。
この力を利用することで過去の英霊を召喚することが出来る。
内部に侵入できるのは核となる聖杯が選出した者のみ。

施設 Edit

大聖堂 Edit

聖杯戦争のルールを説明される入市受付の役を持つ。
管理している神父はゴースト。

アリーナ Edit

世界の記憶を様々な形で再現している場。
ここから過去の記録を読み取ることを目的として聖杯戦争に参加しているマスターもいるとかいないとか。

迷いの森 Edit

アリーナの一区画の名前。
迷いの森の名前通り深く暗い森。
古今東西の様々な森の側面を持つ。

古城 Edit

迷いの森の中心部にある城

マスター Edit

聖痕を身に宿し聖杯に呼ばれ、星拝都市に入ることが可能な人間のこと。
大なり小なり聖杯を求める意志、あるいは手にする資格、掛ける願いを持っている。

サーヴァント Edit

聖杯に記録された世界の記憶から再現された英霊。
過去に存在した存在をそのまま抽出しているわけでは無い。
型を作りそこに役割を振り属性を定め母数を固定することで、英霊の一部の側面を再生した世界の記録(ゴースト)

マスターによってそのサーヴァントに対する印象や能力を文字や数値、色など様々な主観で表現する。
汎用的には六つの能力値で評価される。

  1. 筋力
  2. 耐久
  3. 敏捷
  4. 魔力
  5. 幸運
  6. 宝具
  • (タイプ):惑星を象徴とした英霊の鋳型
    英霊の記録を再生する基本型となり強い影響を及ぼす。
    • Mercury :流神の型
      • 魔力補正:+3
      • 耐久補正:+1
      • 幸運補正:+1
    • Venus:美神の型
      • 幸運補正:+3
      • 敏捷補正:+1
      • 宝具補正:+1
    • Terra :母神の型
      • 魔力補正:+2
      • 耐久補正:+2
      • 宝具補正:+1
    • Moon :女神の型
      • 魔力補正:+4
      • 宝具補正:+1
    • Mars :戦神の型
      • 筋力補正:+3
      • 耐久補正:+2
    • Jupiter :父神の型
      • 耐久補正:+3
      • 筋力補正:+1
      • 宝具補正:+1
    • Saturn :時神の型
      • 敏捷補正:+3
      • 魔力補正:+1
      • 宝具補正:+1
    • Urunus :天神の型
      • 筋力補正:+1
      • 魔力補正:+1
      • 耐久補正:+1
      • 幸運補正:+1
      • 敏捷補正:+1
    • Neptune :海神の型
      • 耐久補正:+2
      • 幸運補正:+2
      • 魔力補正:+1
    • Pluto :冥神の型
      • 魔力補正:+6
      • 宝具補正:+2
      • 幸運補正:-4
  • 役割(クラス):英霊を象徴する役割
    その英霊の象徴であり側面。
    英霊によっては複数の役割を側面として持つ場合もあるがその場合は一つが選ばれる。
    1. 剣騎師:
      • 対魔力+3
      • 騎乗+2
    2. 弓騎師:
      • 単独行動+3
      • 対魔力+2
    3. 槍騎師:
      • 対魔力+2
      • 騎乗+2
      • 単独行動+1
    4. 騎乗兵:
      • 騎乗+3
      • 対魔力+1
      • 陣地破壊+1
    5. 魔術師:
      • 陣地作成+3
      • 道具作成+2
    6. 暗殺者:
      • 気配遮断+3
      • 単独行動+2
    7. 狂戦士:
      • 狂化+5
  • 属性(アライメント):英霊の持つ属性。
    同じ英霊でも型や役割によって英霊の側面が強調される。
    1. 志向性
      • LAW
      • NEUTRAL
      • CHAOS
    2. 精神性
      • LIGHT
      • NEUTRAL
      • DARK
  • 世界数(ナンバー):英霊を構成する母体振動数

ゴースト Edit

最初から内部にいる存在は、聖杯が再生した過去、あるいは前世界以前の記憶であり記録である。
しかし、人格もあれば自我も在る存在である。
サーヴァントはこのゴーストの中でも最上位の存在である。

監督役 Edit

聖杯戦争を監督する神父。
大聖堂にて聖杯戦争に参加した主従を迎え入れる。
曰く「天使と神が大嫌い」

物語概要 Edit

「これはあってはならない最悪の未来の話」
「だからこそ私は語りましょう」
「だからこそ私は語る他に術を持たない」
「この未来が来ないことを願って」
「願いを求める人々の戦争の話を」
――速読歴:葦原・幽

逸史 Edit

2006年末。
歴史に残らぬ逸史にて。

『ミハエル! 君が犠牲になる必要などない!!』
『駄目だ。これは僕の役目さ』
 二人の少年が、重騎の身でそう言葉を交わした。

「わしはあそこに往く」
「許さんぞ! 俺の前で二度と失わせるものか――!」
「いいか。貴様は最強かもしれんが、全能では無い。ゆえに、お前がわしを解き放ってくれる日を待とう」
 王と将が渦巻く暴風の中で別れを告げた。

「私は何者をも喪わせたくない。――だからここで停めるわ」
「でもそうしたら――!」
「いつも突っ込むのは私の役目で、あんたはそんな私を追ってきて必ず手を取ってくれた。今回もそう信じているわ」
 そう言って少女は少年の手を振りほどいて天へと昇る。

「俺は殺ししか出来ない」
「そんなこと――!」
「だから、お前が俺を再生させてくれ」
 一方的に言った少年は少女の制止を振りきって奈落へと落ちる。

『申し訳ないが、ご同行願えますか』
「仕方ないわね。私を護ってくれた人を、守るためだもの」
『放せ! 僕を――俺を置いていくな!』
 聖杯と共に王は螺旋矛盾の中心へと至る。

『必ず取り戻して見せる――!』
 無数の残された者たちが、そこへ向かって手を伸ばし絶望と慟哭の声を上げた。

 最後に一つの光の円が生まれた。

事実 Edit

2006年末。
歴史に記録された事実として。
世界中の都市全てに二つ目の月が顕れた。

それはかの神火都市の天に浮かぶ黒き月のように。
存在するが実在しない二つ目の月。

世界中の都市から観測出来る第二の月は、同じく世界中の人々から観察された。
風水師、五行師、速読歴、その他ありとあらゆる技能を持った人々がそれを観測し、観察し、解析した。

結果、分かったことがある。
その月は未だ世界に顕れていないにもかかわらず、最大にして最強、最高にして最終の異族として知られている存在――大神を内包していると。
無論、大神そのものではない。
大神の遺伝詞と力の一部をその内に秘めた、大神の卵――すなわち新世界の卵とでも言うべきものである。
未だ形を成さぬ大神の萌芽、それは白紙の世界にして、世界を書き換える筆。
ゆえにその二つ目の月は、万物の願いを叶える願望器、聖杯としての機能があると判断された。
そしてそれは、羅馬の秘蹟認定によりそれは第九百九十九聖杯と認定された。

世界の国々と人々はその力を求め、その力に至る方法を模索した。
その結果、幾つかのことが判明した。

  • 一つ、万能であるゆえに全方位に力を発揮できる聖杯は、転じて方向性を持たないのと同義であり、全であり零である。
  • 一つ、聖杯は全ての力と遺伝詞を内包し、矛盾許容すら行うが、それ故に故意に起こされる自己矛盾を忌避する。
  • 一つ、聖杯は万能にして全能であり、自己矛盾を嫌うが故に、一つの願いのみを聞き届けて力を発揮する。
  • 一つ、聖杯は未然形にて未だ形を成さぬ未来の無限可能性であり、現在進行形の唯一存在人間には触れることが出来ない。
  • 一つ、已然形にて既に結果を成した過去の完了存在は、対の存在であるがゆえに聖杯に触れる事が可能である。
  • 一つ、過去と未来は矛盾許容によって相互改変し、その力を世界に解き放ちうる。
  • 一つ、過去と未来の対反応による願望の具現の鍵となるのは現在に存在する唯一である。
  • 一つ、現在聖杯が持ちうる力は自らを手に取るべき価値のある人間の選定のみである。

判明したことは、以下の結論を導き出した。

  1. 過去現在未来を内包する聖杯はその内部に全ての時間と空間と可能性を内包した一つの概念空間である。
  2. 願望器に願いを掛ける事が出来るのは、現在生存している人間のみである。
  3. 願望器を手に取ることが出来るのは、過去に確定した存在のみである。
  4. 故に未来たる聖杯を手に取り願いを叶えるには、現在たる人間が、過去たる記録と共に聖杯の内部に入るしかない。
  5. そして、未来を手に取るのは一組の現在と過去にのみ与えられる権利となる。
  6. 聖杯はその願いをかける人間を選ぶ。

――聖杯に選ばれた人間が、聖杯の内部へと入り、内部に満ちる記録から英雄や聖人や怪物と言った記録を再生し、共に手を取る。
では、誰が聖杯に選ばれるのか?

出現して約十年、その答えは顕れた。
世界中で聖痕を身に宿す人間が現れたのだ。
聖痕。
神の子が処刑された時に刻まれた傷。
その再現。
それはつまり聖杯に満ちる過去と共鳴した証であった。
だが、それは問題を孕んでいた。
ただ一人ではなく、複数の人間に聖痕が刻まれたのだ。
人によって現れる場所や数は異なったが、左右の手足と脇腹の五カ所に現れる者が最も多数を占めた。

それから約三年。
加速度的に聖痕を持つ者の数は増え、千を超える勢いの聖痕持ちの人々が現れた。
そして、ある日世界中の速読歴たちが同じ詞を聖杯から読んだ。
『聖杯に願いを託す者は、契約の詞と共に、聖杯の内部へと足を踏み入れるべし』
その詞は世界中で共有され、検証された。
そして、その詞には続きがあった。
『ただし、願いを叶うるは一組の現在と過去のみ。――構えよ、そして戦え』

聖杯は願いを持つものを選定した。
そして選定された人々同士で、自らの願いが最も強い物と証明せよと告げた。

そして、速読歴たちは聖杯から神託を得た。
願いを想像し、創造するモノの数は千と二十四。
それらがただの一つに減ずるまで聖杯はその力を発揮しないことを。

そして、聖杯に選定された人々は、己の望みを聖杯に掛けるためにその争いへと身を投じる。

人々はこの争いを――〝聖杯戦争〟と呼んだ。

そして、世界中で。
全く同じ日に。
全く違う場所で。
選ばれた人々は聖痕から識らされた契約の詞を発した。

召喚と契約の詞 Edit

――――告げる。

素に詞と音と紋章。
礎に意志と誓願の詔。
契約と聖罰には我が終わりの年代記。

採り出る地は籠に。
満ち行く水は瓶に。
降り立つ風は鞴に。
巻き熾る火は竈に。
全て経た剣は王に。

四方の門は閉ざされ、王国より昇り、隠された知識は顕れ、王冠に至る三叉路にて集束せよ。

満ちよ(とじろ)満ちよ(とじろ)満ちよ(とじろ)満ちよ(とじろ)満ちよ(とじろ)

連環する都度に幾度。
ただ、閉鎖される都市を破却する。

―――――――― Get Set.

――――告げる。

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄る辺に従い、この意、この理に従うならば応えよ。

願いを此処に。
我は常世総ての善を敷く者、
我は常世総ての悪を成す者。

誓いを此処に。
我は諸人全てに感情を奪わる者、
我は諸人全てに理性を授ける者。

誓願を彼方に。
汝両義の天秤を守る六道、
汝三大の言霊を纏う七天、
汝四方の事象を占う八卦、
汝五行の風水を司る九王、
汝太一の根源を目指しやがて零へと至る物語。

連環の理に従い、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!
――返事はどうした!

『――Tes. / Jud.――』

『――問おう。貴方が私の奏騒主(マスター)か』


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Last-modified: 2013-01-16 (水) 00:58:16 (2434d)